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食材宅配

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放射能の許容量 ベクレルとシーベルトの違い

■有機野菜の放射能量

野菜の放射線量を表すのに「ベクレル」という単位をよく耳にしますね。
原発事故のときは「シーベルト」という単位を毎日聞きました。

ベクレルとシーベルトはどう違うのか、まとめてみました

「ベクレル」とは、放射性物質が放射線を出す能力を表す単位。
「シーベルト」とは、放射線による人体への影響度合いを表す単位。

放射線が人体に与える影響は「ベクレル」の大小を比較するのではなく、
放射線の種類やエネルギーの大きさや放射線を受ける身体の部位なども
考慮した「シーベルト」で比較する必要があることを知ってください。

事故以前の法律では、原発作業員の年間被ばく許容量は50ミリシーベルト
5年間の合計は100ミリシーベルトと決められていました。

年間50ミリシーベルト以上浴びると
細胞の修復のスピードより細胞が損傷を受けるスピードのほうが速いため、
体の中に次々と異常な遺伝子が残ったままになるだけでなく、
それが増殖し、ガンになる確率がどんどん高くなっていくのです。

普通の人が普通に生活して浴びる放射線量は年間 2.4ミリシーベルト。

食品からは・・・放射性物質を含む食品からの被ばく量の上限は
年間1ミリシーベルトに引き下げられました。(H24.4.1)

また、一般食品の基準値は100ベクレル/kgとされました。(H24.4.1)

野菜の放射線量「ベクレル」を「シーベルト」に換算できないでしょうか。
定義・性質の異なる単位を正確には換算できないのですが、
ネットでは換算のページがあります。(出典:MEMORVAより)

ベクレル・シーベルト換算ページ

http://testpage.jp/m/tool/bq_sv.php?guid=ON

これに数値を入れてみましょう。
1kgあたりのベクレル値・・・100ベクレルとします。(国の新基準値)
1日あたりの摂取量・・・350gとします(成人1日の野菜必要量)
摂取日数 365日(1年として)
放射性物質の種類・・・国の基準に沿ってセシウム134とします

計算ボタンを押して計算すると
年間0.2ミリシーベルトと出ます。

これは、食品からの年間許容量1ミリシーベルトの約5分の1です。

(注)数値はあくまで目安です。

ちなみに3月まではチェルノブイリの時の370ベクレルが基準値でした。

ただ、気をつけなければならないことは、これは野菜だけですので、
牛乳(50ベクレル/kg)、水道水(10ベクレル/kg)、米、パンなど
すべての口に入る食物を考えれば大丈夫だと言い切れるでしょうか。

スーパーの食品も検査をパスしているはずですが
消費者にはよく分かりません。

放射線量の検査をきちんとしている野菜を購入する意義がここにありますね。

宅配3社はすべて放射線量を測定しています。

オイシックスでは国に先駆けて一般食品100ベクレル以下の放射能検査を
行っており、特にベビー&キッズ品は測定限界(10ベクレル)以下
のものしか出荷していません。

オイシックス
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